ドキュメント
GA4 参照元レポート(source / medium)
google / organic や bing / organic など、セッションの参照元 / メディア別に GA4 のセッション数を集計し、ユーザー数、キーイベント、エンゲージメント、各行の構成比を表示します。
参照元レポートでは、サイトの GA4 セッションをセッションの参照元 / メディア別に分析します。これは GA4 が各セッションの開始経路として記録する組み合わせで、google / organic、bing / organic、(direct) / (none)、newsletter / email などがあります。チャネルより一段階細かい粒度なので、Google とそれ以外の検索エンジンを切り分けたり、訪問者を送ってくれている個別のサイトを特定したりするのに適しています。
参照元 / メディアの行とは
GA4 の sessionSourceMedium は 2 つの値を結合したものです。1 つは「セッションを開始した参照元」を表す sessionSource、もう 1 つはセッションのメディアです(Data API スキーマ)。参照元は、検索エンジン、Web サイト、キャンペーンタグなど、訪問がどこから来たかを示します。メディアは、organic、referral、email、cpc など、トラフィックの種類を示します。
(not set) の行は、そのセッションについて GA4 が参照元を受け取れなかったことを意味します。Google が挙げる最も一般的な原因は session_start イベントの欠落で、たとえば Google タグが初期化トリガーで発火していない場合などです((not set) という値の意味)。
レポートの内容
- セグメントの 5 つのカード: セッション、アクティブユーザー、ページビュー、エンゲージメント率、キーイベント。それぞれに変化率が表示されます。
- セッション数が多い上位 10 件の参照元と、全体に占める割合を示す棒グラフ。
- 参照元 / メディア、セッション、アクティブユーザー、キーイベント、エンゲージメント、セッション比率(%)を表示するテーブル。セッション数順に並び、検索が可能で、1 ページあたり 50 行表示されます。
上昇と下降には、比較期間に対してセッション数が増加または減少した参照元が一覧表示されます。初めて現れた参照元は上昇として扱われます。
確認しておきたいポイント
- 検索エンジンの比較。 テーブルで
organicを検索すると、Google、Bing、DuckDuckGo などを並べて比較できます。Bing が伸びている場合は、Bing Webmaster Tools のレポートで、そこでどのような検索が行われたかを確認できます。 - 重要な参照元サイト。
referralの行をキーイベント順に並べ替えます。訪問数は少なくてもコンバージョンが多いサイトは、トラフィック量以上に価値があります。 - キャンペーンタグ。 自社の
utm_sourceの値を検索します。同じキャンペーンでも表記が異なると別々の行として表示されるため、タグ付けの不統一に気づくことができます。 - AI アシスタント。
chatgpt.com / referralのような行から、AI アシスタントを名前別に確認できます。既知のアシスタントをすべてまとめて確認するには、LLM トラフィックをご利用ください。
参照元をセグメントとして使う
最初の列の値は、GA4 フィルター → カスタム参照元 / メディアに入力できます。1 つまたは複数の値をカンマ区切りで入力して適用すると、フィルターをリセットするまで、すべての GA4 レポートがそれらのセッションのみを集計します。値はこの列に表示されるテキストと一致している必要がありますが、大文字と小文字は区別されません。使用されるのは最大 20 個までです。
参照元と Search Console の比較
google / organic は、GA4 が Google のオーガニック検索結果(AI Overviews と AI Mode を含む)から記録したセッション数です(デフォルト チャネル グループ)。Search Console は Google の検索結果へのクリック数を集計します。両者はおおむね連動しますが、完全には一致しません。ページ単位で比較するには、ブレンド (GSC + GA4)をご利用ください。