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ドキュメント

Core Web Vitals:実ユーザーのLCP・INP・CLSを週単位で確認

Chrome UX Report History APIから、サイト全体または1ページの週次75パーセンタイルのLCP、INP、CLSを取得し、Googleの基準値で評価します。

プロパティ → アナリティクス → コアウェブバイタルレポートを実行CrUX APIキー読了まで1分

Core Webバイタルレポート(タイトルは Core Web Vitals History)では、実際のChromeユーザーがサイトをどう体験しているかを週単位で確認できます。このレポートは Chrome UX Report History API を参照します。これは Search Console の Core Web Vitals レポートと同じフィールドデータで、各指標を75パーセンタイルの値でGoogleの基準値に照らして評価します。リリースによってページが速くなったか遅くなったかを、ラボテストで訪問者の体感が分かるずっと前に把握できます。

レポートの実行

  1. Scope:Whole site はオリジン(例: https://www.example.com)を対象にし、Chromeユーザーが訪問したすべてのページを集計します。Single page は1つのURLを対象にします。
  2. Origin または Page URL:プロパティのオリジンが入力済みです。別のホストやページを確認する場合は編集してください。
  3. Device:All devices、Phone、Desktop、Tablet から選択します。All devices の場合は、デバイスごとのデータも個別に読み込み、Summary by device の表を追加します。
  4. Run report を押します。

データは週単位でしか変わらないため、結果は1日キャッシュされます。レポートはCrUX APIキーを使ってAPIに問い合わせますが、キーはAutoPSEOが用意しているため、設定は不要です。独自のツール用にキーが必要な場合は、API Key ボタンからGoogleの手順を確認できます。

表示内容

判定行には、対象範囲が Passes Core Web Vitals かどうかが表示されます。これは、データのあるすべてのコア指標が Good と評価されている状態を指します。その下に指標ごとに5枚のカードが並び、それぞれ最新の75パーセンタイル値、評価、4週間前との変化、良好と評価されたページ読み込みの割合を示します。

指標測定対象GoodPoor
LCP(Largest Contentful Paint)読み込み:表示領域内で最大の要素が描画されるまでの時間2.5秒以下4秒超
INP(Interaction to Next Paint)応答性:クリック、タップ、キー入力後の遅延200ミリ秒以下500ミリ秒超
CLS(Cumulative Layout Shift)視覚的な安定性:読み込み中にコンテンツがどれだけ動くか0.1以下0.25超
FCP(First Contentful Paint)最初のテキストや画像が表示されるまでの時間1.8秒以下3秒超
TTFB(Time to First Byte)サーバーが応答を開始するまでの速さ0.8秒以下1.8秒超

LCP、INP、CLS が Core Web Vitals です。FCP と TTFB は補助的な指標で、LCP が低評価になる原因を探る手がかりになります。2つの基準値の間にある値は「改善が必要」と評価されます。Googleは、モバイルとデスクトップを分けて、ページ読み込みの75パーセンタイルで各指標を評価します(web.dev: Web Vitals)。INP は2024年3月12日に First Input Delay に代わる Core Web Vital になりました。

最新値が4週間前から5%以上変化した場合に、トレンドは improving(改善)または worsening(悪化)と判定されます。グラフには各指標の週次75パーセンタイルと、Good・要改善・Poor の割合が表示されます。表には全週の5つの指標値と、LCP が良好だった体験の割合が一覧で表示されます。

履歴の読み方

各データ点は、直前28日間の訪問をまとめた週次の集計期間です。そのため、改善の効果は一夜で現れるのではなく、約4週間かけて徐々に表れます。APIはデフォルトで25の週次期間、つまりおよそ直近6か月分を返します(CrUX History API)。

  • 段階的な変化:デプロイ、タグマネージャーのスクリプト追加、テーマの更新と時期が重なる場合によく見られるパターンです。該当日には注釈を付けておきましょう。
  • デスクトップよりスマートフォンが悪い:スマートフォンは処理能力が低く、回線も遅いことが多いため、よくあることです。検索流入のうちモバイルが占める割合を踏まえて優先度を判断してください。
  • オリジンは良好、ページは低評価:オリジンはすべてのページを混合した値なので、負荷の大きいテンプレートを1つずつ確認してください。

データがない場合

Chromeがレコードを公開するのは、実際のChromeでの訪問が十分にある公開オリジンまたはURLに限られます。それ以外の場合、レポートには Not enough field data と表示されます(CrUX methodology)。新しいページやトラフィックの少ないページは、オリジンにはレコードがあっても、URL単位のレコードがないことがよくあります。また、CrUX APIには国別の内訳がないため、数値は世界中のすべての訪問者を対象としたものになります。

AutoPSEOの活用

AutoPSEOが配信する記事はお客様のサイト自身でレンダリングされるため、テンプレートのパフォーマンスがそのまま反映されます。AutoPSEOがセクションをホスティングしている場合は、ホスト側のレンダラーが記事ページを配信します。その場合は、該当するURLでレポートを実行して確認してください。3つの指標について詳しくは、LCP、INP、CLSとは何かとCore Web Vitalsのスコアが悪い場合の改善方法をご覧ください。

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