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キーワードカニバリゼーション:同じ検索で競合している URL を見つける
2つ以上の URL が多くのインプレッションを獲得している検索を確認できます。各検索でどのページが優位か、他のページにどれだけのトラフィックが分散しているかもわかります。
キーワードカニバリゼーション(レポート名は URL カニバリゼーション)は、Google が自サイトの複数の URL を頻繁に表示し、それらが互いに競合している検索を見つけるレポートです。この状態になると、ページ間で順位が入れ替わりやすくなります。1つのページに集まるはずのシグナルも分散し、クリックも分け合う形になります。このレポートでは、影響を受けている検索、各検索で最も強い URL、他の URL に流れているトラフィック量を確認できます。
分析を実行する
- 分析期間:直近 7 日、14 日、31 日から選択します(デフォルトは 14 日)。期間は、Search Console にデータがある最新の日までです。
- フォルダフィルター(任意):
/blog/など、特定のセクションに絞り込みます。初回の実行後は、サイトのフォルダがページ数付きのチップとして表示されます。 - ブランドキーワード(任意):これらの語句を含むクエリは除外されます。自社名の検索で複数のページが上位に表示されるのは通常のことだからです。リストを貼り付けるか、プロパティのブランド用語を使用 を押すと、プロパティ設定に保存済みの用語を再利用できます。
- 最小インプレッションしきい値:5%、10%(デフォルト)、15%、20%、25% から選択します。2つ目以降の URL は、そのクエリで最上位 URL のインプレッションに対してこの割合以上を獲得している場合にのみ、競合と見なされます。
結果は 過去の実行 に 24 時間保存されます。最近の実行結果は、Search Console からデータを再取得せずに開き直せます。
クエリがフラグ付けされる仕組み
AutoPSEO は期間内のクエリ別・ページ別の行を取得し、クエリごとに次の処理を行います。
- 表示された URL をインプレッション順に並べます。先頭が 最上位 URL です。
- インプレッションが最上位 URL の割合のしきい値に達している URL を残します。
- 2つ以上の URL が残った場合、そのクエリにフラグを付けます。
失ったインプレッション は、最上位 URL ではなく競合する URL に表示されたインプレッションの合計です。失ったクリックも同じ方法で算出します。フラグ付けされたクエリは、インプレッションの多い順に最大 2,000 件まで表示されます。
結果の見方
カードには カニバリゼーション発生キーワード、影響を受けるページ、失ったインプレッション合計、キーワードあたりの平均ページ数 が表示されます。主な競合 のグラフには、失ったインプレッションが最も多い 15 件のクエリが表示されます。
詳細は2つのビューで確認できます。
- カニバリゼーション発生キーワード:クエリごとに1行で、競合する URL の数、クリック数、インプレッション数、平均 CTR と平均掲載順位、失ったインプレッション、そして URL 自体が表示されます。最上位 URL には星印が付きます。
- 影響を受ける URL:ページごとに1行で、そのページが競合しているフラグ付きクエリの数(キーワード数)、そのうち最も強いページになっているクエリの数(トップのクエリ数)、トラフィックが表示されます。
キーワード数が多く、トップのクエリ数が少ない URL は、多くの場合、弱い重複ページです。
競合ごとの対処を決める
重複がすべて問題になるわけではありません。Google は、サイト内にある程度の重複コンテンツが存在するのは普通のことで、スパムに関するポリシーへの違反ではないとしています(正規化)。したがって、ここで扱うのはペナルティではなく、ページの役割を明確にすることです。カテゴリページと商品ページが、幅広い検索で同時に表示され、それぞれ異なる検索意図に応えている場合もあります。対処が必要なのは、ページが同じ疑問に答えている場合です。
- 統合:弱いページを強いページに統合し、恒久的にリダイレクトします。これにより、リンクやシグナルが1つのページに集約されます。
- 差別化:各ページがそれぞれの検索意図を狙うように内容を分け、タイトルや見出しもそれに合わせて変更します。
- 内部リンクの向け先を統一:その検索で上位表示させたいページに、内容がわかるアンカーテキストで内部リンクを集めます。
- 正規化:フィルター、パラメータ付き、印刷用など、本当に重複しているページには canonical を設定します。選択肢については、Google の重複 URL の統合で説明されています。
判断の流れは、プレイブックキーワードカニバリゼーションを解消するでさらに詳しく解説しています。クエリごとの分散の度合いを統計的に見たい場合は、カニバリゼーションエントロピーをご覧ください。
AutoPSEO による予防と解消
コンテンツエンジンは、この問題を生み出さないように設計されています。提案されたトピックはすべて、既存ページ(タイトル、見出し、スラッグ、各ページがすでに獲得している検索)に対するカバレッジチェックを通過します。さらに、トピックがキューに入る前に、レビュー用のモデルが最も近い 5 ページを確認します。サイトがすでにカバーしているトピックはスキップされるか、既存記事の新しいセクションとして追加されます(トピックの選定方法)。管理対象の2つの記事が同じ検索に答えている場合は、統合できます。弱いほうの記事は非公開になり、サイトには、旧 URL へのアクセスを残す記事へ 301 で転送するよう通知されます(記事を最新の状態に保つ)。また、AI アシスタントから MCP サーバーの cannibalization ツールを使って、競合を照会することもできます。