ドキュメント
GA4 エラーページ:タイトルから404ページを見つける
GA4 のページタイトルが「404」や「Page not found」などに一致するページを抽出し、訪問者がエラーとして目にしたページを、セッション数・表示回数・直帰率とあわせて確認できます。
エラーページレポートは、GA4 が記録したページタイトルを、保存したフィルタ(たとえば「404」や「Page not found」を含むタイトル)と照合して、訪問者にエラーとして表示されたページを特定します。どのパスでエラーが発生したか、そのセッション数と表示回数、さらに全セッションのうちエラーに遭遇した割合がわかるため、クロールではなく実際の訪問データから、リンク切れや削除済みページを洗い出せます。
ページタイトルで照合する理由
GA4 は、すべてのページビューについてパスとタイトルを記録します(pageTitle。Data API スキーマでは「サイト上のウェブページのタイトル」と説明されています)。サイトのエラーテンプレートには通常、専用のタイトルが設定されているため、追加のタグ設定をしなくても、タイトルは信頼できる目印になります。このレポートは GA4 からページパスとタイトルを取得し、タイトルがフィルタに一致するものだけを残します。
タイトルフィルタを設定する
フィルタが1つも登録されていない間は、レポートはデータを取得しません。
- 一致タイプを選びます。を含む、完全一致、で始まる、で終わる、正規表現に一致から選択できます。
- タイトルのテキスト(例:
404)を入力し、フィルタを保存をクリックします。候補をクリックして追加することもできます。候補は、「404」を含む、「Page not found」を含む、「Server error」を含む、「Error」を含むの4つです。 - 必要なだけ追加できます(最大20件)。ページのタイトルがいずれか1つのフィルタに一致すれば、そのページが対象になります。
照合では大文字と小文字を区別しません。正規表現フィルタは、^ と $ でアンカーを指定しない限り、タイトルのどこに一致しても対象になります。広すぎる語句には注意してください。たとえば「Error」を含むという条件では、「Error handling in forms」というタイトルのガイド記事も該当してしまいます。追加したらテーブルを確認し、該当してしまう場合はより絞り込んだ条件に置き換えてください。
フィルタはプロパティ単位で保存され、LLM Traffic レポートも、自身のエラーテーブルでこれらを再利用します。フィルタを変更できるのはプロパティのオーナーのみです。デモプロパティには、候補のフィルタがあらかじめ設定されています。
レポートの内容
- 5つのカード:エラーセッション、エラー表示回数、アクティブユーザー、直帰率、そして全セッションに占める割合です。全セッションに占める割合は、エラーセッション数をセグメント内の全セッション数で割った値です。最初の4つのカードでは、数値の上昇は悪化として表示されます。
- セッション数が多い上位10件の該当ページを示す棒グラフ。
- ページタイトル、ページ、セッション、表示回数、アクティブユーザー、直帰率を表示するテーブル。パスまたはタイトルで検索でき、1ページに50行表示されます。
GA4 が1つのパスに対して複数のタイトルを返した場合、数値は合算され、最初のタイトルの行にまとめて表示されます。
見つかったエラーを修正する
テーブルをセッション数の多い順に上から確認していきます。
- 各パスをどうするか決めます。 ページを復元する、最も近い公開中のページへリダイレクトする、代わりのページがなければ404のままにする、のいずれかです。
- リンク元を探します。 自サイトのテンプレートやコンテンツから該当パスへのリンクを検索し、修正します。他サイトのリンクや古いブックマークは自分では直せないため、そのためにリダイレクトを使います。
- ステータスコードを確認します。 エラーページが200ステータスで応答している場合、Google はそれをソフト404と見なします(ソフト404エラー)。URL 検査でそのパスを調べ、Google が実際に受け取った内容を確認してください。
- 修正後は全セッションに占める割合を観察します。 数週間のうちに下がっていくはずです。
このレポートで確認できるのは、GA4 タグを設置したエラーページのみです。エラーテンプレートでタグが読み込まれていない場合、その訪問は GA4 に届かず、ここには何も表示されません。Google がクロール中に検出したエラーについては、Search Console の404エラーをご覧ください。