Google Search Console はキーワードリサーチに使えますか?
パフォーマンスレポートとデータ
はい、使えます。ただし制限が1つあります。Search Console に表示されるのは、サイトがすでに表示されている検索だけです。パフォーマンスレポートには、そうしたクエリごとに実際のクリック数、表示回数、クリック率、平均掲載順位が一覧で表示されます。そのため、すぐに成果を出せる施策や、部分的にしかカバーできていないトピックを見つけるうえでは、最も信頼できる情報源です。一方で、順位がついていない語句の検索ボリュームや、競合に関する情報は得られません。新しい領域を開拓するときは、リサーチツールと組み合わせてください。
Search Console からキーワードについて何がわかりますか?
パフォーマンスレポートのクエリタブには、プライバシー保護のために非表示となるまれなクエリを除き、サイトが表示されたすべての検索について、次の情報が表示されます。
- 表示回数: その検索で検索結果にサイトが表示された回数です。
- クリック数と CTR: 検索結果が選ばれた回数と割合です。
- 平均掲載順位: サイトの最上位の結果が通常表示されていた位置です。
ページ、国、デバイス、検索タイプで絞り込めるほか、2つの期間を比較したり、過去16か月分までさかのぼったりできます。キーワードリサーチで押さえておくべき制限は2つあります。1つ目は、表示回数は検索ボリュームではないという点です。表示回数は、検索結果にサイトが表示された検索だけを数えたものです。2つ目は、Google のパフォーマンスデータの詳細解説にあるとおり、画面上に表示されるのは最大1,000行までですが、API ではサイトと検索タイプごとに1日あたり最大50,000行まで取得できる点です。大規模なサイトでは、API を使うとより多くのデータを確認できます。
キーワードの機会を見つける5つの方法
- もう少しで上位に届くクエリ。 掲載順位が8位から20位あたりで、表示回数が多いクエリです。セクションやタイトルの改善、内部リンクの追加で1ページ目に押し上げられる可能性があります。詳しくはストライキングディスタンスのプレイブックをご覧ください。
- よく表示されるのにクリックされないクエリ。 表示回数が多く、その掲載順位で通常見込まれる水準よりも CTR が大幅に低い場合は、タイトルやスニペットに問題があると考えられます。詳しくはCTR の目安はどのくらいですか?をご覧ください。
- 質問形式のクエリ。 「方法」「とは」「なぜ」といった語を含むクエリで絞り込みます。いずれも実際に誰かが入力した疑問なので、セクションや記事として書けるテーマになることが多くあります。
- 意図しないページが表示されているクエリ。 クエリで絞り込み、ページタブに切り替えます。特定のトピックでホームページや関連の薄い記事が表示されているなら、専用のページを用意したほうが、その検索により適切に応えられる可能性があります。
- 急上昇しているクエリ。 直近28日間とその前の28日間を比較し、表示回数の増減で並べ替えると、需要の高まりを早い段階でつかめます。
同じクエリで自サイトの2つのページが入れ替わるように表示されている場合は、機会ではなくキーワードのカニバリゼーションが起きている可能性があります。3つ目のページを書く前に確認してください。
Search Console ではキーワードリサーチでできないこと
- まだ表示されていない検索の検索ボリュームを確認すること。
- 競合がどのキーワードで上位に表示されているかを確認すること。
- キーワードで上位表示を狙う難易度を評価すること。
これらにはキーワードリサーチツールが必要です。両者は組み合わせて使うと効果的です。リサーチツールで新しい領域を見つけ、そこに進出した後の実際の成果は Search Console で確認します。
AutoPSEO での活用
AutoPSEO のクエリレポートでは、比較やフィルターをレポート間で引き継げます。また、クエリ分析では、従来型のキーワードと、会話形式で AI 向けのクエリを区別して確認できます。コンテンツエンジンを有効にしているサイトでは、「意図しないページが表示されているクエリ」の手法を毎日自動で実行します。28日間の表示回数が20回以上で、掲載順位が4位以下であり、かつ該当するページが自サイトにないクエリがトピック候補になります。候補は、優れたページを作った場合に獲得できるクリック数の順に並べられ、記事を書く前に既存のページと照合されます(トピックの見つけ方)。検索ボリュームを含むキーワードリサーチは、リサーチクレジットを使って新しい領域を調べる際にご利用いただけます。